クラフトバンク総研は、社員数100人以下の建設工事会社を対象とした「建設業の2024年問題と人手不足に関する動向調査」の結果を発表し、時間外労働の上限規制に対して、7割以上が「未対策」の状況にあることが分かった。
奥村組は2024年10月7日、北陸鋼産と共同で、山岳トンネルでの覆工コンクリート自動打設システムを開発したと発表した。実大規模施工実験での検証では所定の品質基準をクリアし、異なるメーカーのコンクリートポンプを使用して汎用性も確認した。
AI見通し検知くんは、現場に設置したネットワークカメラの映像をAIで解析し、視界不良の遠隔監視、視界状況の数値化、アラームの発出などを行うシステムだ。現場に設置した視程看板をもとに、200メートル、150メートル、100メートル、50メートルと距離ご ...
西松建設は、ジオマシンエンジニアリング、カテックスと共同で、山岳トンネル工事での薬液注入データの3D可視化や、可視化した3Dをもとに地山性状の定量評価を可能とするシステム「GroutViz」を開発した。新システムを施工中のトンネルへ適用した結果、注入 ...
三井不動産は2024年9月30日、日鉄興和不動産と共同開発した都内最大級の街づくり型物流施設「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」を竣工式した。敷地内には東京都初の物流施設併設型ドローン実証実験施設を整備した。
大成建設は、土壌汚染調査/対策業務支援システム「T-CIM/SoilReme」に新機能3種を追加した。クラウドに集約した情報をもとに、タブレット端末上の3次元モデルで調査や対策工事の進捗状況を把握できる。
工事ロイドは、AI(人工知能)を活用し、工事の適正価格を査定するソフトウェア。最新の部材卸値を常時更新し、73万超の型番を網羅したデータベースに基づき、工事の見積もりを1行ずつ解析して査定を行う。見積データの自動Excel変換機能や部材単価の自動算定 ...
2009年の“BIM元年”から15年が経過し、BIMは確実に浸透してきているが、各社で「BIM疲れ」が出てはいないだろうか。そこで今回は、日本のBIMの現在地を「BIM活用の本当の受益者は誰か」という基本的な問いから再確認してみたい。
人手不足はコロナ禍以降、さらに深刻な社会問題として表面化し、企業経営に深刻な打撃を与えている。人手不足倒産は2023年度に313件と前年度比2.1倍に増加し、年度として過去最多を更新している。2024年度はこれを上回るペースで急増している。
「エアコンを着る」という革新的なアプローチで熱中症対策を提案する富士通ゼネラル。「第10回 猛暑対策展」で披露した最新の暑さ対策ギアとして、首に装着する水冷式ネッククーラーとクーラーを搭載したリュックの2種類をレポートする。
古河ユニックは、充電式のリチウムイオンバッテリーを搭載したミニクローラクレーン「UM325C」を欧州で販売開始した。最大吊上能力3230キロ、走行時の車幅は一般的なドアを通過できる750ミリ。AC200Vで満充電時間約3時間の高速充電を実現した。
濁水処理は、工事現場などで発生する工業用排水を一般的な生活排水路へ流せるように、pH値や水質などを調整して浄化させる作業。濁水処理装置は、泥を含んだ工業用排水に凝集剤(特殊な粒子が入った薬液)を混入させて、水中の不純物と薬液が反応して大きな塊に結合す ...